古い楽器をできるだけ安く手に入れる方法はまずイタリア以外の楽器から選ぶことでしょう。 それは、イタリアかつ古いという条件を満たすヴァイオリンの価格が安いというケースはまず有り得ないからです。ただ、できるだけ低予算でとは言え、道具として役に立たない楽器を手に入れてしまったのでは何もなりません。
ここでは「ただ古いだけの楽器 」や「古くなった量産品」など、道具としての性能が劣るヴァイオリンは厳しく排除されていることは言うまでもありません。
そして、賢明な皆様にはこれも今さら申すまでもないこととは思いますが、イタリアの古い楽器が下記のような値段で案内されたとすれば、間違いなくイタリアの楽器ではありません。しかし、ラベルがイタリアであっても、そうではないということが売り手からきちんと説明されて、楽器自体が申し分の無いつくり、状態のものであったのなら、貴方が購入を躊躇なさる理由はありません。
ヴァイオリン 製作者名 | 年代 | 製作地・国籍 | 販売価格(税込) |
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Amedee Dieudonne New | 1946 | Mirecourt | 748,000 |
George Buckman New | 1899 | Dover | 3,300,000 |
Rudlf Gotz | 1928 | Wernitzgrun | 1,540,000 |
Georg Winterling | 1909 | Hamburg | 3,520,000 |
Georg Winterling | 1914 | Hamburg | 3,300,000 |
Heinrich Th. Heberlein jr ( Guarneri del Gesu Copy) | 1963 | Markneukirchen | 1,980,000 |
Nestor Dominique Audinot | ca.1890 | Paris | 3,850,000 |
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