ミラノのスフォルツェスコ城
この中には市立博物館があり、そこでは 絵画などの美術品のほかに、楽器のコレクションも展示されています。
楽器の博物館ですから、鍵盤楽器ほか色々な種類のものが展示されています。
その中に もちろん弦楽器、ヴァイオリン族もあります。 これを見ない手はありません。
Milanoを代表するAntoniazzi ファミリー。そしてVincenzo Panormoが印象的でした。
珍しい Antoniazziのチェロやコントラバスも見ることができて、満足。
ただ、もう少し弦楽器のことがわかる人が展示したなら、もっともっと価値あるものになるのではないかと思いました。ちょっと残念。
美しい建築様式の城内。展示物を見る前にまず、こちらに目を奪われます。
柱に注意してみるとそこかしこに渦巻きがアートしています。 ヴァイオリンに何故渦巻きが付いたか。こんなところに理由があるのかもしれません。
おっとこれはアルファ・ロメオのロゴによく似ているではありませんか。
これは、ミラノ市章の白地に赤の十字架とビスコンティ(Visconti)家の紋章(Visconti dragon)を表したものなのです。
Giovanni Grantino
Milano1662
Vincenzo Panormo
展示品は良いものとそうでないものの差が結構激しく、かなりのばらつきが見られます。