弦楽四重奏演奏会のご案内 クァルテット・エクセルシオ定期演奏会
クァルテット・エクセルシオ 定期演奏会 2020秋
クァルテット・エクセルシオ(Quartet Excelsior) 第39回東京定期演奏会、第16回京都定期演奏会のご案内
春先からの新型コロナ禍の中長い活動自粛期間を経て、今ようやくクァルテット・エクセルシオが活動再開しました
プログラム
ハイドン 弦楽四重奏曲第33番 ト短調 Op.20-3
ラヴェル 弦楽四重奏曲 へ長調
ベートーヴェン 弦楽五重奏曲 ハ長調 Op29*
*ヴィオラ 柳瀬省太(ゲスト)
今回はヴィオラの名手、柳瀬省太を迎え、今年生誕250年ベートーヴェンの隠れた名曲、弦楽五重奏曲を演奏します
11月8日(日)東京文化会館小ホール 14時開演(13時15分開場)
11月13日(金)京都府立府民ホールアルティ 14時開演(13時15分開場)
【クァルテット・エクセルシオ】
年間70公演以上を行う、日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。
ベートーヴェンを軸とした『定期公演』、20世紀以降の現代作品に光をあてる『ラボ・エクセルシオ』、人気傑作選『弦楽四重奏の旅』、モーツァルトを軸とした多彩な『アラウンド・モーツァルト』の4シリーズを展開しつつ国内外で幅広く活動。
加えて、幼児から学生、地域コミュニティを対象に室内楽の普及にも積極的に力を注いでいる。
‘94年結成。第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位、’08年第19回新日鐵音楽賞「フレッシュアーティスト賞」、’14年第16回ホテルオークラ音楽賞など受賞歴多数。
また6年間『サントリーホール室内楽アカデミー』にて後進の指導にもあたる。
’16年6月にはサントリーホール主催でベートーヴェンの弦楽四重奏全曲チクルスを日本の団体として初めて演奏、さらに7月初めにはドイツデビューを果たし今後の活躍がますます期待されている。
’16年より、常設の弦楽四重奏団としてはおそらく初めての音楽ホールでのレジデンス活動も浦安市の浦安音楽ホールを拠点にホールオープンと同時に開始する。
クァルテット・エクセルシオ(Quartet Excelsior)メンバー
1stVn :西野 ゆか 2ndVn:北見 春菜 Va: 吉田 有紀子 Vc: 大友 肇
チェロ&ピアノデュオコンサート OTOMONOMOTOのご案内
チェロ&ピアノデュオコンサート OTOMONOMOTO、オートモノモトのご案内
2020年10月28日(水)J:COM浦安音楽ホールにてチェロとピアノのデュオコンサートが開催されます。
大友肇&野本哲雄のデュオによるCD好評発売中
弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオのチェロ奏者として精力的に活動している大友肇がピアニストの野本哲雄と組んだデュオOTOMONOMOTO。このコンビは2015年から活動を始め、CDもこれまでにすでに2枚出しています。デュオ名のOTOMONOMOTOはローマ字で書くと何と偶然?どちらから読んでもオートモノモト!
コンサートは昼の部、夕方の部、夜の部と3部構成。それぞれ変化に富んだプログラムなので、つまみ食いのようにお好きなものを一つ聴くのも良し。もちろん全部聴いても楽しい演奏会になるでしょう。
ホールは、室内楽、ソロ演奏などに最適の響きをもたらしてくれることですでに評判のJ:COM浦安音楽ホール。ホールは新浦安駅駅わずか徒歩1分、アクセスも超便利。でも新浦安駅と聞くと「え?何だか遠そう」と思うかもしれません。でも、おそらく多くの皆さんが訪れたことのある東京ディズニーランドを擁する舞浜駅のひとつ隣なだけ。いつもより少しだけ足を伸ばして素晴らしい演奏と素晴らしいホールの音響を堪能してみませんか。
演奏家からのメッセージをご覧ください
会場 J:COM浦安音楽ホール:https://www.urayasu-concerthall.jp/
主催・お問合せ:ゴーシュ音楽院 Tel 0475-36-3774 info@gauche.music@gmail.com
詳細はゴーシュ音楽院HP特設ページをご覧下さい。
イタリアクレモナ新作ヴァイオリン Pablo Farias 2018 Cremonaのご紹介
クレモナ リウテリア(クレモナ弦楽器製作者協会)の発行する
証明書付きの新作(真作)ヴァイオリン Pablo Farias 2018 のご案内です
Pablo Farias 2018 Cremona 1,850,000円(税別)
とかくヴァイオリンの世界では昔から本物か偽物か?つまり真贋がことにつけ取り沙汰されてきました。それは、いわゆる骨董的な価値を持つオールドやモダンと言われる古銘器について言われることが多かったのですが、昨今はイタリア新作楽器のブランド性が高まるにつれ、新作楽器においても偽物が横行するようになってきてしまいました。
元来新作楽器は製作者に直に製作を依頼し、製作された楽器はその製作者本人の工房で受け取るというものだったので、特に製作証明書などもありませんでした。本人から手渡しで受け取っているわけですので、真贋など全く心配する必要がなかったのです。
しかし、イタリアから遠く離れた東洋の島国でイタリア新作なかんずくクレモナの新作楽器が好まれ、さかんに販売されるようになると、エンドユーザーは直接クレモナに行って本人から購入しているわけではないので、購入した楽器が果たして本物なのかどうか不安に思うようになったのです。それで初めて新作なのに製作者による証明書が付けられるようになったのです。
ところが、証明書と言っても楽器の写真と、日本人には全く読めない手書きのイタリア語が書いてあるだけの紙っぺら一枚ですので、そんなものはいくらでも偽造ができてしまいます。
そこで間違いのない本物という証明をイタリア、クレモナの弦楽器製作者の沽券にかけて行わなくてはならぬということで、製作者自身の証明書にプラスしてクレモナの弦楽器製作者協会が真作である証明書を付けることになったのです。
クレモナ リウテリア(クレモナ弦楽器製作者協会)が認めるのは「クレモナの伝統的製法に則って製作者が手作業で作り上げた質の高い楽器」のみ。このため、クレモナ リウテリアでは「真正のクレモナ製楽器」を守るため、つまり偽物を防ぐため、様々な先進的な試みをしています。その一つが、楽器をご購入の際に「製作者本人による証明書」に加えて、「クレモナ リウテリア発行の証明書」をお客様に併せてお渡しすることです。
クレモナ リウテリアでは、贋作や偽造が横行する現状を踏まえ、作品の真贋を即座に確認できる仕組みを整えています。
クレモナリウテリアのデータベースには販売店やお客様からのアクセスも可能で、証明書に記された発行番号から作品のオリジナルティをご確認できるようになっています。
また、クレモナ リウテリアが証明書を発行するにあたっては、製作者が原材料の段階から完成までの全製作工程を規定に従って撮影することが義務付けられ、データベースにはこれらの写真も併せて保管されます。
さらには、クレモナ リウテリア会員と外部者による、定期的かつ無作為の工房監査も行われています。
楽器の真正が容易に担保でき、かつ伝統製法によるクオリティの高い作品であることを保証する、このクレモナ リウテリアのシステムは、まさに画期的なものとして世界的な信用を得ているところです。
Pablo Farias 2018 Cremona
以下の動画は私が仕入れたヴァイオリンと同じものではありませんが、同じ製作家 Pablo Fariasのヴァイオリン。凄い方による試奏動画がありました。
来日したトランプ大統領夫妻、天皇陛下にヴィオラを贈進
国賓として来日したトランプ米大統領夫妻、天皇陛下にヴィオラを贈進。皇后さまが「陛下、今夜お弾きになられたら」
そのヴィオラはいったいどんな楽器なのか興味がありますね?
世間ではそのヴィオラがいったいいくらくらいの価格なのかの方に関心があるようですが、私としては、そのトランプ夫妻によって天皇陛下に贈られた楽器の大きさがいったい何cmなのか?天皇陛下が弾ける大きさなのか?そちらの方に関心があります。
2019年5月27日午前、天皇、皇后両陛下は、皇居・宮殿「竹の間」で国賓として来日したトランプ米大統領夫妻と会見されました。
その際に双方から贈り物の交換があり、トランプ大統領夫妻は天皇陛下にヴィオラを贈られました。その際、皇后さまが、陛下に「陛下、今夜お弾きになられたら」とおっしゃる場面も。
天皇陛下は、幼少のときからヴァイオリンを桐朋学園の名教授、久保田良作氏に師事し学ばれましたが、皇太子時代にはヴィオラを奏され、学習院オーケストラ、同OBオーケストラ、そしてチョン・ミョンフン氏やミーシャ・マイスキー氏、樫本大進氏などのアーティストとの共演など、これまでにもそのヴィオラを演奏するお姿が報道されてきました。
トランプ大統領自身は、楽器を演奏したり、クラシック音楽を愛する人かどうかわかりませんが、天皇陛下への贈り物としてはかなりスマートなものだったのではないでしょうか?トランプさんのブレインの方、だれかわかりませんが、芸術のわかる優秀な方がいらっしゃるのですね、センスの良さが伺えますね。
報道では、アメリカ製のヴィオラ、80年前のヴィンテージものと言われていますが、いったいどのようなヴィオラだったのか?誰が製作したものなのか?楽器屋としては、ちょっと気になりますね。
それより何より、弦楽器を愛好する皆さん方はすでにお気づきかと思いますが、ヴィオラはボディサイズがまちまちであるという、ヴィオラ特有の問題があります。
ヴィオラの大きさは弾きやすさに大きな影響がありますから、ヴィオラ弾きにとって、ヴィオラを選ぶ際にかなり重視する要素のひとつです。
果たしてトランプ陣営は天皇陛下が皇太子時代にお使いになられていたヴィオラのサイズまで調査が及んでいたのかどうか?
アメリカのオーケストラのヴィオラセクションをご覧になればおわかりになられると思いますが、アメリカのヴィオラ奏者はみんな42㎝とか43㎝とか、かなり大きな楽器を使っています。アメリカでは日本では大き過ぎるといって敬遠されるようなサイズのヴィオラが標準サイズ?なのかもしれません。
天皇陛下に贈られたヴィオラが、トランプ大統領の体格に合わせた大きさの楽器ではないことを祈ります。
ヴィオラの大きさの測り方
ヴィオラとは?ヴィオラとヴァイオリンの違いなどについてはこちらのHP 、 ヴィオラの魅力をご参照ください。
天皇陛下が皇太子時代のヴィオラ演奏活動
ヴィオラの活躍する名曲、ブラームス 弦楽四重奏曲第3番はこの演奏会で聴けます。
ヴィオラの名手、吉田有紀子の名人芸をご堪能ください。
弦楽四重奏コンサートのご案内
クァルテット・エクセルシオ 定期演奏会のご案内
弦楽四重奏団 クァルテットエクセルシオの定期演奏会が2019年6月2日(日)東京文化会館小ホール、そして札幌でも同一プログラムで6月5日(水)札幌コンサートホールKitara小ホールにて開催されます。
オーディオ装置の再生で一番難しいとされているのは、アコースティックな弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)と言われています。CDやTVを通して聴く弦楽器の音と、演奏会で聴く生演奏の音とはかなり違います。演奏会場で聴く弦楽器の音は、自然で刺激臭の全くない、本当に心地よい響きだと思います。
ヴァイオリンやチェロなど、コンチェルトやソロリサイタルなどで聴くのももちろん良いのですが、私は弦楽器がお互いに響き合ういわゆる純正調のハーモニーの美しさ、そしてヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各楽器の特徴を味わうには、弦楽四重奏(クァルテット)という演奏形式が一番最適なのではないかと思います。
と言うのも、生で聴く弦楽器の音は伴奏の音にかき消されがちなことが多いからです。
CDなどは録音の場合はマイクのセッティングやミキシング時のバランス調整などで、ソロが引き立つようにカバーしますが、実際に会場で聴く場合は、ソロの音がオーケストラ伴奏、そしてピアノ伴奏であっても埋もれてしまって聴こえにくいことが少なくありません。
もちろん、これはオケの編成、ピアノ伴奏者の弾き方、ホールの音響特性や、ホールの座る席の位置によっても差はあると思います。しかし、CDで聴くように、ディテールまでつぶさにソロの音が聴こえてくるということはなかなかないでしょう。
ところが、弦楽四重奏は同じヴァイオリン属の仲間だけでアンサンブルをしますし、4人だけですので、お互いをかき消すようなことはありません。それぞれの演奏、持ち味がしっかりと聴き取れるのです。ですからヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの良いところを、美味しいところを、ソロリサイタルや協奏曲を聴くよりも一番堪能できるのではないかと私は思っています。
そういうわけで、まだ弦楽四重奏を聴いたことがないという方、また、TVやCDでは聴いたことはあっても、生演奏は聴いたことがまだないというような方、ぜひこの演奏会に足をお運びいただき、クァルテットの醍醐味、大作曲家が描く弦楽四重奏の世界に触れてみてください。
【クァルテット・エクセルシオ】
年間70公演以上を行う、日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。
ベートーヴェンを軸とした『定期公演』、20世紀以降の現代作品に光をあてる『ラボ・エクセルシオ』、人気傑作選『弦楽四重奏の旅』、モーツァルトを軸とした多彩な『アラウンド・モーツァルト』の4シリーズを展開しつつ国内外で幅広く活動。
加えて、幼児から学生、地域コミュニティを対象に室内楽の普及にも積極的に力を注いでいる。
‘94年結成。第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位、’08年第19回新日鐵音楽賞「フレッシュアーティスト賞」、’14年第16回ホテルオークラ音楽賞など受賞歴多数。
また6年間『サントリーホール室内楽アカデミー』にて後進の指導にもあたる。
’16年6月にはサントリーホール主催でベートーヴェンの弦楽四重奏全曲チクルスを日本の団体として初めて演奏、さらに7月初めにはドイツデビューを果たし今後の活躍がますます期待されている。
’16年より、常設の弦楽四重奏団としてはおそらく初めての音楽ホールでのレジデンス活動も浦安市の浦安音楽ホールを拠点にホールオープンと同時に開始する。
クァルテット・エクセルシオ(Quartet Excelsior)メンバー
1stVn :西野 ゆか 2ndVn:北見 春菜 Va: 吉田 有紀子 Vc: 大友 肇
先日浦安音楽ホールで行われたリハーサルの模様を撮影してまいりました
中国製新作ヴィオラ・販売・初心者でも音の出しやすい低音の豊かな楽器です
初心者の方でも音の出しやすい中国製完全手工ヴィオラ販売のご案内です
もちろん、中上級者の厳しい要求にもきちんと応えられる性能です。
中国製の弦楽器が優秀なのはもはや皆様方周知の事実だとは思いますが、特に秀逸なのがここでご案内いたしますヴィオラです。
210,000円(税別)という比較的低価格ではありますが、その実力は相当なものです。ですから80万円~100万円くらいの楽器と比べていただいても全く遜色はありません。逆に言えば、同クラスの日本製やドイツ製などの量産品と比べていただく必要は全くありません。材料、つくり、音全ての面でそれらを凌駕しています。それらをわざわざ見て回るのは時間の無駄ですから。
これまでにも、音大を出られた方、音高、音大生などヴァイオリンの専門家のヴィオラ持ち替え楽器として何台も販売して参りました。
ヴァイオリンの専門家はやはりヴィオラにはあまりお金をかけたくないというお気持ちが強いのですが、そうは言っても、弦楽四重奏等でヴィオラを担当するとなると周りの楽器に音で負けてしまうのは面白くはありません。そういった方々の欲求を満たしてきたというのがこのヴィオラです。ですから、その価格を超えたクオリティの高さは購入された方の満足度ですでに実証済みと言えると思います。
是非、ご自身で手に取られて、この楽器の素晴らしさをお確かめ下さい。
弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。
ヴァイオリン製作家・職人・Geng XiaoGang(耿 暁鋼)氏の工房を訪ねて
ヴァイオリン製作家を訪ねて
東京世田谷豪徳寺で弦楽器工房(リゥテリア・ガン)を開いている、ヴァイオリン製作家・職人のGeng XiaoGang(耿 暁鋼)ガン氏に現在製作中のヴァイオリンについてお話を聞いてきました。毎回色々な発見、ヒントがあり、それをヴァイオリン製作に行かされているガン氏ですが、今回のヴァイオリンはどのようなことを考え、気を付けて作られているのでしょうか?その辺をインタビューしたつもりです。
このヴァイオリンは完成後、2016年の秋の弦楽器フェア(科学技術館で開催)に展示する予定だということです。会場では実際に試奏していただくことができますので、興味のある方は是非会場に足を運ばれて実際にお試しになられてみてください。
弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。
Geng XiaoGang・耿 暁鋼 製作の新作ヴィオラについて
最近製作したヴィオラについて 耿 暁鋼氏にお話を聞く
東京世田谷在住の中国人製作家Geng XiaoGang(耿 暁鋼)氏の工房にお邪魔して、最近作られたヴィオラについてお話を聞きました。
このヴィオラは以前作られて、音が良かったモデル(プロの演奏家が使われている楽器から採寸したものだそうですが)を更に改良したものだということ、ボディサイズは大き目ですが、弦長が短いために、結果的には女性でも弾き易い楽器となっています。
やはり胴体のサイズが大きく容積がたっぷりあるために、C線の量感やヴィオラらしい適度なこもり音など、理想的な音が出せるようです。
このモデルでのガン氏への注文製作も承っております。
弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。
東京在住中国人ヴァイオリン製作家 耿 暁鋼(Geng XiaoGang)氏に訊く
耿 暁鋼(Geng XiaoGang)氏の工房にお邪魔しました
東京世田谷在住中国人ヴァイオリン製作家 耿 暁鋼(Geng XiaoGang)氏の工房にお邪魔して、最近作られた楽器について色々とお話を伺いました。耿氏は、これまでに数多くの名器やさまざまな国籍、年代の楽器を調整してきました。その経験が彼の楽器づくりには生かされていると思います。イタリアの製作者のほとんどは、ただ楽器を新しく作るだけで自分以外の楽器の修理や調整というものをしません。もちろん、師匠の楽器を学び、その通りに作ることから始めるとは思うのですが、イタリアの製作家たちは、修理や調整を基本的には自分の楽器以外にはあまりしない(できない?)ので、結果色々なスタイルの楽器に触れ、楽器の違いというものを学ぶということが無いのです。
ガン氏の場合は、クルマの両輪のように、製作というジャンルと、調整というジャンルを上手く噛み合わせて、新しく製作する楽器に生かしていると思います。ですから、いつでも最新作には新しいアイデア、発見がつまっているように思います。
弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。
フランス製 ヴィオラ弓 ・販売・Marc Laberte Mirecourt
剛性のあるしっかりしたヴィオラ弓、腰の強いヴィオラ弓の販売のご案内です
フランス製ヴィオラ弓 Marc Laberte のご案内。剛性のあるしっかりした弓、腰の強い弓ですので、どのような楽器でも鳴らし切ります。
とかく、ヴィオラはその性質上、鳴りがぱっとしない、音量が足らない、C線の量感が物足りないということが少なくありませんが、これまで鳴らしにくく何をやっても上手くいかなかったと悩まれていたヴィオラに是非合わせてみてください。
なお、この弓は(依頼すると有料で高額ですので)証明書の発行をわざわざ依頼しておりませんが、ラファン氏にお見せして、Marc Laberteに間違いない旨のオピニオンはいただいています。
しっかりとした弾きごたえのある弓、音量の出る弓をお探しの方に是非ご試奏していただきたいと思います。
弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。