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この楽器は中国 北京のSheng Zhong Long 工房の生まれ。
チェロの項でもご紹介しておりますが、Sheng Zhong Long(盛 中龍 )は 1996年 アメリカ VSA (The Violin Society of America) 国際コンクールでヴィオラ部門入賞。 2000年の同コンクールでは、ヴァイオリン音響部門で銀賞を受賞しております。
もはや、彼の実力は世界的なものと言えましょう。
前回ご紹介したストラドモデルは裏板に少し陰影をつけた少しオールド風の雰囲気を持っていましたがこの楽器は全くの正統的イタリア新作風仕上げになっております。
音は大変穏やかで底光りがするような深みのあるもの。しかしながら、音量も充分にあります。
しっとりとした音がお好きな方にはまずお薦めの楽器です。
それにしても、この楽器も2枚板ながら実に綺麗な杢です。