TV番組 「バイオリンは友だち」について

今度、8月6日からNHK教育テレビで、NHK趣味悠々 真理子と俊博の 「バイオリンは友だち」という番組が始まります。
講師は千住真理子さんと中西俊博さん。 クラシック担当が千住さん。ポピュラー担当が中西さんで、 クラシックとポピュラー交互に全13回で行われます。

中西さんのヴァイオリン演奏はCM等でも使われているので、 知らず知らずのうちに、お聴きになっている方も多いと思います。 私もディズニーの編曲もののCDを愛聴しております。 ヴァイオリンのポップスにおける奏法にはすごく興味があるので 私にとっても、中西さんの講座は見逃せません。

千住さんについては、皆さんよくご存じのことと思いますので、 今更私が何も申すことはないのですが、私の千住さんの再認識のきっかけは、 彼女が録音した、バッハの「無伴奏ソナタ&パルティータ」のCDでした。
そこには、日本人の奏者には珍しく、「どう表現したいか」が込められていたからです。
これは、バッハを学究的にアプローチしている先生方には眉をひそめられそうな演奏 かもしれません。 しかし、これはモダンな楽器だからこそできる、そして、 千住さんのバッハに対する思いをストレートに表現した演奏といえると思います。
そんな千住さんのヴァイオリンに対するあふれんばかりの情熱は、TVを通しても、 きっと伝わってくるに違いありません。

この講座では、テキストにまた興味があります。 千住さんの講座では「G線上のアリア」からパガニーニの「カプリース」まで 網羅しています。まさにヴァイオリンの醍醐味を凝縮したと言えましょう。
ただ、弾くことを考えるとチゴイネルワイゼンやカプリースを弾ける人は 限られてくると思いますので、対象をどんな人に置いているかは疑問に思えます。

譜面の他にも、このテキストには

◆楽器・弓ができるまで (奇麗なカラー写真)

◆先生のご愛用の楽器拝見 (かなり詳細です)

◆バイオリン何でもQ&A

などの充実した記事が有り、これは初心者から中・上級者まで楽しませてくれます。
これで1,100円は、かなり「買い」でしょう。

もう一つ、このテキストの非常に有効な利用法のご提案ですが。 このテキストには、弦楽器店の広告がカラー写真入りで多数掲載されております。
是非、この中で「K バイオリン」や 「Y 楽器」、「Sバイオリン社」等に お出かけ下さい。
そしてそこで沢山のヴァイオリンに触れてみて下さい。 サラサーテにおいでになるのはそれからです。

そんな尊大なことを申し上げるのは、そうしていただくことにより、 私のポリシーを、より明確にご理解していただけると確信しているからです。 98.8.2

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