ヴァイオリンを選ぶとき・間違いやすいこと・気を付けること・その9

私も楽器を仕入れるときは一人の買い手でもあります。そういう意味では、そのときは皆さんと全く同じ立場であると言えるでしょう。
皆さんと同じ一人の買い手でもある私が日常楽器を選ぶときに気を付けていること等お話していきたいと思います。

付属している部品の色や材質でヴァイオリンを選ぶな

ヴァイオリンの部品の違い

 

ニスの色、裏板の杢などに次いで、皆さん方が見た目で重視しがちなものに、付けられている部品の色(材質)があります。

黒いのはいやだとか、ペグの形はハート型が良いだの。はたまたクローソン製のパーツが良いだとか・・・

顎当て、テールピース、ペグなどの部品はほとんどの場合、製作者が作ったものではありません。部品メーカーから買ってきて取り付けているだけです。

もちろん、そこにこだわりがあって、特定の部品メーカーのものしか使わないというようなヴァイオリン製作者もいるかもしれませんが、100年も200年も経った楽器であれば、部品類も消耗、破損あるいは奏者の好み等によって付け替えられてしまっていることがほとんどでしょう。

ですから、部品の好き嫌いとヴァイオリン本体の良し悪し、好みは、きちんと分けて考えなくてはいけないのです。

現在ヴァイオリンに装着されている部品が気に入らないからと言って、そのヴァイオリン自体を選択肢から外すことは全くのナンセンスと言えるでしょう。

もし、部品が好みでなければ、ヴァイオリンを購入した後に、ご自分の好きな部品に替えれば良いだけなのですから。

まとめ

楽器本体、ヴァイオリンの本質とは関係の無い要素なので、現状装着されている部品の色、材質等の好みで、
その楽器自体の良し悪しを判断しないでください。
もしその部品等が気に入らないのでしたら、ご購入後にご自分で好みのものに替えられても
全く問題ありません。

 

整備士

 

 

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