ヴァイオリン(バイオリン)専門店 弦楽器サラサーテ店主のブログ

イタリア在住、日本人ヴァイオリン製作家、宮川賢治(Kenji Miyagawa)氏にお話を伺いました

ヴァイオリン製作家の宮川さんにお話をお聞きしました

イタリア在住の日本人ヴァイオリン製作家・修復家、宮川賢治( Kenji Miyagawa )さんがわざわざ弦楽器サラサーテにご来店されたので、最近作られた楽器について、またその作られたときに考えられたことについて色々とお話を伺いました。

宮川さんはイタリアでは非常に珍しい、修理・修復のスペシャリスト。その評判はイタリア全土に響き渡り、そのせいで演奏家たちが宮川さんの下を訪ねます。それで宮川さんは名手たちの名器にも接することができ、それを製作に生かすことができたのです。
宮川さんの製作するヴァイオリンはクレモナの製作家の作るヴァイオリンとはひと味もふた味も違います。その違いを生み出しているのは、実は宮川さんが修理・修復の第一人者であるということなのです。

以前関西地方のみで放映された、宮川さんが紹介されたTV番組も現在YouTubeで視られるようになっていますので(一番下に貼りつけた動画)、是非併せてご覧ください。

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。


ヴァイオリン弦、E線の選び方・Goldbrokatから新製品が発売

E線の定番 Goldbrokat 新製品発売のご案内

Goldbrokat新製品のご案内。定番中の定番、人気のあるE線のGoldbrokatに新製品が出ました。
従来品に加え、Premium、Premium Brassed(真鍮メッキ)、Premium 24KGold(金メッキ)が発売されました。
今回は製造元がOPTIMAという会社に変わったとのことですが、それに合わせて従来品に加え新商品も出されたようです。
新商品の価格は従来品よりも上がってしまいましたが、それに見合うだけの音かどうか、その音の違いが気になりますが、それについては、おいおいレポートできたらと思います。

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。


イタリア新作ヴィオラ 販売 専門店 東京|Stefano Conia 1988

ちょっと古い Stefano Coniaのヴィオラ 良く響きます

イタリア新作ヴィオラの販売情報です。Stefano Conia 1988 Violaのご案内

イタリアの新作ヴィオラは明るい音色の楽器、良く鳴る楽器があっても、C線の深みが足りない、いわゆるヴィオラらしさに欠けるものが少なくありません。

このヴィオラは1988年製ということで、経年変化のせいか、それとも個体差なのかはわかりませんが、そういうイタリア新作ヴィオラの中では異色とも言える鳴り方をするのではないかと思います。

深みがあり、そして豊かな音量を持つC線、そして全体的に滑らかで品位の高い音は、イタリア新作のヴィオラを敬遠していた方、ヴィオラを購入するならやはり古い楽器でなくてはと思われていた方に是非お試しいただきたい楽器です。

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。

 


分数ヴァイオリンセット・販売・1/4サイズ・中国製手工品

普段はセットもののご購入をお薦めしない私ですが、これはお薦めです

中国製新作分数ヴァイオリンのセットの販売のご案内です。

今回は1/4サイズのものをご案内しております。

実際に音も出してみました。容積の小さい分数ヴァイオリンのネガティブな面を感じさせない、低音から高音まで品良く響く楽器ではないかと思います。
価格は65,000円(税別)サイズは1/16から3/4までございます。

手工品はとても高くて購入できない、手が出せないのではないかとお思いの方、ヴァイオリンは古くなくては鳴らないとお思いの方、是非お試しになられてみてください。
感性の鋭い、幼少期だからこそ、本格的な、道具としてきちんと作られた手工品のヴァイオリンを購入され、お子様に使わせてあげてください。

本物に触れた体験。きっとそれは後々までお子さんの心に残り、かけがえのない財産になると思います。

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。

 


お子さまの分数ヴァイオリンの調弦が上手くいくアジャスターについて

お子さまのヴァイオリンの調弦が上手くいくアジャスター

分数ヴァイオリンの調弦(チューニング)は、ペグではなかなか困難です。その原因は弦が短いこと、そしてお子さんにはなかなかうまくペグを回すコツをつかめないことなどが挙げられます。
ですから、まずアジャスターを付けて、調弦をしやすくすることが必須です。
ただし、そのアジャスターの付け方も良い付け方と望ましくない付け方があります。弦の上にかぶせるタイプのアジャスターを付けたり、E線用のL字型のアジャスターをA線、D線、G線に付けてしまうのは望ましくないやり方です。先生方もそのようなやり方をお勧めする場合がありますが、私は必ず、アジャスター埋め込み型のテールピースを、分数ヴァイオリンをお使いのお子さまには使っていただくことにしています。弦を痛めず、弦の交換もしやすいまま、調弦が楽にできるようになります。

調弦はお子さま自身で、しかし、それをやりやすく、そして弦を痛めず、交換しやすくする道具それがアジャスター埋め込み型のテールピースなのです。

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。

 


イタリア新作ヴァイオリン・Primo Pistoni・Cremona

Guarnerdel Gesu型のf字孔とストラド型のf字孔とを比較してみました

イタリア クレモナ 新作 Primo Pistoni 2015

Guarneri del Gesuモデルのヴァイオリンですが、初期のdel Gesuをモデルにしたものなので、一見f字孔などはストラド型と変わらないように見えます。典型的なdel Gesu型のf字孔と、ストラド型のf字孔とをこの動画で比較してみました。

製作者 Primo Pistoni について
1957年クレモナ生まれ。1975年クレモナヴァイオリン製作学校卒業。数々の国内・国際製作コンクールに出品し、好成績を修める。
1985年クレモナ国際ヴァイオリン製作コンクール・チェロ部門金賞、ヴィオラ部門銅賞。 1997年同コンクールで見事ヴァイオリン部門金賞。

 

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。


中国製新作ヴァイオリン・下取り後調整が完了しました(販売済みになりました)

以前にお売りしておりました当店で低価格新作ヴァイオリンのベストセラー「Sarasate」が、今回お客様のグレードアップ時の下取りで1台戻って参りました。
このたびそのヴァイオリンの調整が完了しましたので、1台のみですが販売いたします。

価格は250,000円(税別)です  販売済み

このヴァイオリンをお使いになられていたお客様は購入後お使いになられていた3年間、ほとんど毎日、会社から帰られた後に防音室にこもって練習されていたというお話をお伺いいたしました。そのせいでしょうか、お売りした当初よりも滑らかで深みのある音になったように思います。

※このように完全手工ヴァイオリンの場合はたとえ一旦使用されていても、いわゆる“中古”扱いに(価格が大幅に安く)なることは原則的にはございません。
もちろん大きな損傷を負ってしまったもの、著しく性能が劣ってしまったものについてはその限 りではありません。

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。

 


ヴィオラの選び方、初心者でもわかる、大きさ、弦長、かたちなどの違い

初心者でもわかる ヴィオラの選び方

ヴィオラはヴァイオリンと違って大きさやかたちが定まっておりません。そこで、初心者の方に注意していただきたい、選ぶときのポイント、チェックすべき項目、ボディサイズ、弦長、かたちの違いなどついて解説してみました。動画(11動画が連続再生されます)をご覧ください。
おわかりにくい点はどしどしご質問をください。

 

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。

 


ヴァイオリン製作家、Geng Xiao Gang(耿暁鋼)のヴィオラ製作風景

ヴィオラの製作風景

東京世田谷豪徳寺の中国人ヴァイオリン製作者、Geng Xiao Gang(ガン シャオガン)氏のヴィオラの製作風景です。もうかなり仕上がってきている状態なので、今はスクレーパーでの繊細な作業になってきています。これまで、プロ奏者が所有していたヴィオラのコピーを製作したときのパターン(型)をもとに、さらに改良を加えたものだそうです。出来上がって音を出してみるのが楽しみです。ガン氏のこのヴィオラは上記のプロ奏者の楽器のボディサイズが大きかったためにボディは大きめですが、弦長が短く作られ、ネックも細みなので、女性の奏者にも弾きにくくありません。それでいて、ボディは大きいので、かなり豊かな音、C線の充実した響きが得られています。ヴィオラはヴァイオリンと違い、サイズはまちまちであり、定番となるものがないので、そういった少しイレギュラーなものが良い結果を産むこともあるのですね。

 

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。

 


弦楽器サラサーテの楽器の音が良い理由、Geng Xiao Gang(耿暁鋼)の調整技術

弦楽器サラサーテの楽器の調整について

弦楽器サラサーテの楽器のどれもが弾きやすい、音が良い、音が揃っていると試奏していただいたお客様、ご購入いただいたお客様、皆さまから高く評価していただける大きな理由としては、楽器の調整を担ってくださっている東京世田谷豪徳寺 弦楽器工房 「リウテリアガン」のガン(Geng Xiao Gang)氏の力、調整技術の高さがあります。
これまで30年近く、数多くの名器や名演奏家に接して来たその経験、引き出しの多さが、その調整のあらゆる場面で生かされているのだと私は考えております。
もちろん、ガン氏がどんなヴァイオリンでもストラディヴァリにしてくれるというような魔法を持っているわけではありません。そうではなく、どの楽器の調整をお願いしても、その楽器なりの自然な状態、本来持っている性質、ニュートラルな状態にしてくれるのではないかと思います。そして、それから奏者の好みを聞きながら、微調整、修正をしていくことになります。本来の性質をねじまげて、音量を増したり、音色を変えても、必ず違和感が残ります。そのような調整は一過性で、一週間も弾くとその音がいやになってしまうのです。

確かな楽器を選定しただけでは仕事は完結していません。その楽器に対して最大限の能力を引き出してあげること、しかしそれは無理やりにではなく、自然なかたちで力を引き出してあげることが重要なのです。それができるのがこのGeng Xiao Gang(耿 暁鋼)氏だと言えるでしょう。

 

弦楽器サラサーテでは『間違いの無い楽器の選び方』をご提案しております。