Tomoko Koizumi 2003 Sheffield

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ヨーロッパで活躍する日本人製作家

【小泉朋子:製作家プロフィール】

1997~1998年東京都内の工房にて修理・調整を学ぶ。
その後イタリアに渡る。1998~2002年 Milanoの製作学校にてヴァイオリン製作を学ぶ。
卒業後は 2002年にMichele Dobnerの工房 (Cremona )、2003年に Stefano Gibertoni工房(Sheffield)などで研鑚を積む。
その後は英国で Achinson & mantegznann の製作、修理、修復スタッフとして勤務、その後はアメリカ、日本などで研究を続け、オランダへ移住。現在はオランダで自らの工房を開業している。

このヴァイオリンは彼女のイギリス時代の作。ヴァイオリンはご覧になっておわかりになる通り典型的なGuarneri del Gesu モデルです。サイズは私の好きな、del Gesuオリジナルの原寸大。(現代風に355mmに拡大したものではありません)全長は352mmほど。
全体は極めてまじめに、端正につくられていますがスクロール部分にはちょっとした遊び心も感じられます。これは彼女が将来オールドモデル、レプリカを作ってくれることを予感させます。
私が彼女のヴァイオリンを見るのはこれで3台目ぐらいだと思うのですが、このヴァイオリンは、特に裏板の隆起が良く出来ており、本当に感心させられました。雰囲気はまさにGuarneri del Gesu そのものです。今後も頑張っていってもらいたいと思います。

最後に音ですが、これは del Gesu らしい豪快でワイルドな音ではなく、良い意味での裏切りがあります。
出てくる音は実に爽やかで滑らか。軽やかな響きがお好みの方。レスポンスが良く、軽く鳴らすことができるヴァイオリンをお探しの方にお薦めです。

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