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Simeone Morasssi 1989 Cremona

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モダンイタリーの名器に肉薄! もはや“モダン”の貫禄さえも漂う逸品

イタリアクレモナ新作ヴァイオリン販売  Simeone Morassi 1989のご紹介。

1989年の作ということは彼が22、3歳の頃の作品。おそらく父親の工房で働いていた時期と思われるが、父 Gio Batta Morassi の作風を色濃く残しながら、音においてはすでに父よりも勝る面をのぞかせている。
最新のSimeone Morassi と比べたら、つくり、音ともあまりの違いに驚かれることと思う。 (本来は職人たるもの歳とともに成熟してより良い楽器を作るようにならなければならないのだが・・・)これはポストモダン。間違いなく後世まで残るヴァイオリンに違いない。本当にこの頃の彼、良い仕事してましたね。

このヴァイオリンを手に入れるということは全盛期のGio Battaそっくりのつくり仕上げを持つヴァイオリンだが、Gio Battaよりもむしろ音の優れるヴァイオリンを手に入れるということになるだろう。この楽器があれば、年代だけで貧弱なモダンイタリアヴァイオリンはもう不要ということである。

【Simeone Morassi】 (シメオネ モラッシィ)

1964年 ジオ・バッタ・モラッシィの長男として生まれる。
1980年 クレモナ国際弦楽器製作学校に入学。卒業後、父の工房で後継者として働く。
1996年 ポーランド・ボズナ第9回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン製作コンクールにて、 2本出品したうち(このコンクールは1人2本出品出来る)金メダル、銀メダルを受賞し、 イタリア第1級の権威と名声を得る。
1997年 第1回チェコ・メテルキー記念国際ヴァイオリン製作コンクールでは第3位、第4位。
同コンクールの異色の部門、スクロール製作部門で第2位を受賞する。