Sesto Rocchi 1973 S.Polo

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Sesto Rocchi (1909-1991)

Rocchi はGaetano SgarabottoLeandro Bisiachという巨匠の下で働いていた製作者であり、その意味ではモダンイタリーの一番美味しいところを吸収してきた最後の製作者とも言えるでしょう。
もちろん、モダンイタリーの製作の伝統は、その後もこういうかたちで現代に継承されては来ていますが、共に工房で働きながら、巨匠たちから直接教えを乞うことができたという意味ではRocchi ぐらいの世代がきっと最後なのではないでしょうか。
この楽器の雰囲気はどっしりとして、温か味を感じさせてくれます 。こういう楽器はまず現代のイタリア新作には見ることはできなくなりました。

コンディションはまさに最高の状態です。コレクターのお陰で、全く使われること無く保存されていました。
モダンの時代の楽器でも、鳴らすために後から板を削られ、その度が過ぎたために、極端に板が薄くなってしまったものもあります。オールドに比べ比較的年代の若いモダンだったら健康であるに違いないと安心することはできないのです。
その意味ではこのような使われずに保管されていた楽器は全く安心です。

通常こういった楽器には「全く弾かれてなかったので、今はまだ鳴りません 。でも2~3年後にはきっと素晴らしい音になりますよ」というような言い訳が付くのですが、この楽器にはその言葉は要りません。良い楽器は最初から良い楽器なのです。現在どうなのかが最も大事です。今鳴らない楽器、良い音がしない楽器は決して買うべきではありません。

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