Ernst Glaesel 1926 Markneukirchen

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ドイツ・モダン・ヴァイオリン

イタリア新作ヴァイオリンの価格でモダンイタリー風のヴァイオリンはいかがですか?

Glaeselという名の製作家はドイツには何人もいます。おそらくみな血縁関係だと思うのですが、やはりその時代時代によってその作風は違ってくるようです。例えば Ludwig Glaesel jr のヴァイオリンはオールドイタリアン風でしたが、このErnstはもっと“モダン” です。どちらも良い楽器ですが、見た目の雰囲気は随分違います。どうぞお好みで選んで下さい。

このヴァイオリンの音はというと、落ち着きがあり柔らかい感じでしょうか。それでいて充分伸びのある音です。
著名なヴァイオリン製作家の間違いの無い真作でも板が厚過ぎて鳴らないモダンイタリーヴァイオリン、ラベルは有名製作家なのだけれどつくりの変な、怪しげなラベルド・イタリアン・ヴァイオリン、そういった楽器より低価格でもっと“まとも”なヴァイオリンかもしれません。

でも、日本では「良いものが売れるのではなく、売れたものが良いもの」なのです。
これは弦楽器の世界も例外ではありません。“まとも”だからといって、それが理由で売れるわけではないのです。多くの人は“イタリア”の名前に惑わされてしまいます。

もちろん最初は本当に良いものであるがゆえに売れるのだと思います。でもそのうちに、良いものでなくても売れるようになっていきます。売れているものを人は求めたがるからです。売れているものは良いものであると無条件に信じるようになるからです。

売れるから、あるいは売りやすいからという(販売する側からの)理由だけで専らイタリアの楽器ばかりが扱われるようになってしまった今、こんなことを申し上げても、おそらく、信じられない、あるいは信じたくないと思われるだけかもしれませんが、ヴァイオリンの世界では「イタリアでは無いという選択をしたことで、結果的に最もイタリアに近いものを手に入れることができる」ことがあるのです。

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