Bruno Barbieri 1978 Mantova

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「イタリアのヴァイオリンが欲しい。 しかも新作ではない (モダンの年代の)ものが。 でも、1,000、1,500万円は到底出せない。」 これはそういった方への購入のアドバイスです。
有名新作製作家のヴァイオリン並の価格で30年近く経ったイタリアのヴァイオリンを購入されるという考え方はいかがでしょうか。

そう言うと「有名新作製作家並の価格で100年近く経ったイタリアの有名製作家、有名どころのモダンイタリーのヴァイオリンは無いのだろうか」とおいしい話を夢見る人が必ず出てまいります。でも古くて有名製作家の良いものは間違いなく値段は高いのです。美味しい話は世の中のどこにもありません。もしあったとしたら、それは単に「買ってはいけない楽器」「購入を避けるべきあぶない楽器」にひっかかってしまっているだけでしょう。

1900年始めのころのモダンイタリーのヴァイオリンは、もはや800万円~1,000万円は当たり前、有名製作家や状態のとびきり優れるヴァイオリンなどはすでに軽く大台を越え購入価格は1500万円~2000万円などというものもあります。
一方、イタリア新作ヴァイオリンも販売価格150万円~200万円は当たり前で、有名製作家のヴァイオリンになると300万円~450万円。一時のユーロ高の影響もありイタリアのヴァイオリン、弦楽器の販売価格はかなり上昇しています。
こういった状況の中では、私はイタリア以外のヴァイオリンをお選びになることも一つの方法であるということを強く訴え続けてきました。でもそうは言っても、『絶対にイタリアのヴァイオリンが欲しい』という方は依然として多数いらっしゃることでしょう。
確かにイタリアのヴァイオリンにしかない魅力というものは厳然と存在します。でも危険なのは中途半端な楽器、買ってはいけないヴァイオリンを購入してしまうことなのです。
「イタリアのヴァイオリンが欲しい!」「絶対イタリアではなくては!」というお気持ちはよくわかります。でもそれがあまりにも強すぎると、何十軒もの楽器店を巡り、何十台というヴァイオリンを試奏し、慎重に慎重を期したはずなのに、結局は先に申し上げたような 『買ってはいけないヴァイオリン』を購入してしうといった話にもなりかねません。限られた予算の中で何が出来るのか、何が最善の道かを冷静にお考えになるべきでしょう。

大きなスクロールはまさにScarampellaから続いてきたマントヴァ派の流れ。現在のイタリア新作ヴァイオリン(特にクレモナ!)が忘れてしまった味、個性をこのヴァイオリンは教えてくれます。
弾いてみるとバリバリとどこまでも鳴るので恐ろしくなるほどです。でもしばらく弾いているとそれは爽快感に変わります。この高性能は病みつきになります。 音量の大きさや音の輝き、楽器の反応の良さを追求される方に最適です。

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