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The Violin School ザハール・ブロン(1947~)

The Violin School ザハール・ブロン(1947~)

名教師ははたして名演奏家なのか!

ザハール・ブロンが演奏したCD ジャケット
収録曲
J.S.バッハ:ヴァイオリンソナタ BWV 1014
クライスラー:ウィーン風小行進曲
クライスラー:スペイン風セレナーデ
チャイコフスキー:憂うつなセレナード
プロコフィエフ:5つのメロディ
パガニーニ:ソナタ第6番
アクロン:ヘブライの旋律
ヴィエニャフスキ:変奏曲作品15

ザハール・ブロンという名前は、一般にはあまり知られていないかもしれない。
しかし、ワディム・レーピン(エリザベート王妃コンクール優勝)、マキシム・ヴェンゲローフ(カール・フレッシュ国際コンクール優勝)、樫本 大進(ロン=ティボーコンクール 優勝)の先生と言えば、その業績の偉大さはすぐに理解していただけるであろう。
モスクワ音楽院でオイストラッフに師事した彼は、ソリストとして活躍するとともに、ノヴォシビルスクの音楽院で教えているときに独自の指導法を確立し、数多くの優秀なヴァイオリニストを育て上げた。
「名選手必ずしも名監督ならず」というたとえがあるが確かに「名演奏家」は「名教師」になるとは限らない。
では、「名教師」は「名演奏家」の必要はないのだろうか?