ある時、ひょんなことからステレオをヴァイオリンの置いてある部屋で再生すると、
楽器も音楽に合わせて振動していることに気が付いた。
ヴァイオリンは弦の振動が駒、魂柱を伝わり、裏板、表板を振動させる
ことによって音を出す。
しかし、この様に外部からの音圧によっても微かではあるが、裏板、
表板は振動するものなのである。
ヴァイオリンの構造、板とはそれほどまでに繊細なものなのである。
いやそうでなくては、到底、奏者による微妙なニュアンスの違いまでを
聴衆に伝えることはできまい。
ところで、マイクとスピーカーの仕組みは全く逆である。
インターホンやトランシーバー等はそれを応用したものである。
エレクトリックヴァイオリンは駒の振動をマイクロホンで拾い、
アンプリファイアーによって音を増幅する。
そこでエレクトリックヴァイオリンの逆、すなわち、ヴァイオリン
の駒の部分に振動を与えたら、弓を使わずに、楽器を鳴らすことができる
のではないかという発想が生まれた。
この思いつき全く成功であった。早速実験してみると、予想以上に朗々と
楽器を鳴らしきることができた。
さらに驚くべきことには、演奏者が弾くのと同様、銘器、状態の悪い楽器、
新作楽器等、楽器の微妙な音色の違いをも如実に鳴らし分けることができた
のである。
これは、オーディオの再生音を超えたまさに「生の楽器」の音の再現である。
我々はこれを『ヴァイオリンプレーヤー』と名付け世に問うこととした。
特長
◆楽器を振動させるので、限りなく原音に忠実な音を再生。
◆楽器の音色の違いをも再現。
◆ふだん弾かない楽器をエージングすることができる。
◆接続方法は従来のスピーカーと同様簡単。
◆指向性がないので、部屋のどの位置でも豊かなプレゼンスが得られる。
◆視覚的に楽しむことができる。
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