|
弦楽器は楽器の音色が話題になります。
確かに、管楽器など他の楽器に比べると弦楽器の音色の差は大きいように思います。
ですから、皆様が音色の良い楽器をと探されるのは、無理も無いことだとは思います。
一方で、演奏家は楽器を自分だけの楽しみで弾くのではなく、自分の音楽を聴衆に伝えるために弾いています。
そのためには自分の意思に忠実な楽器、すなわち性能の良い楽器というものがどうしても必要となってくるのです。
自分の音楽をアピールするという面が最も強く出るのは、音楽コンクール、入学試験などの場です。
コンクールとまではいかなくとも、ヴァイオリンの発表会などでも、楽器性能の悪さが演奏の足を引っ張ってしまっているケースはよく目にします。
例えば音の立ちあがりがはっきりしない楽器だったりすると、速い動きや移弦の際に音がクリアに出ず、どうしても、もたついた感じに聞こえてしまいます。それでは、たとえ良く指が回っていても、下手な演奏のように聞こえてしまうことでしょう。
楽器の音色云々は(もちろん大事なことですが)、客席、聴衆に充分な音量かつクリアに届かせることができて、初めて問題にできるのではないかと思います。
この楽器は年代は若いし、あまり有名な製作家のものではありませんが、 つくり、そして性能(音質)は問題無く素晴らしいものです。 是非、500万円〜600万円クラスのモダンイタリーの楽器と比べてみてください。
|